-Somewhere far far off in the sky-

Azusa

一人で公園にいるはずのアイツを探す
早く俺に笑顔を見せろ
月の様な誰もを魅了する美しさで

「これで安心か?」

勢いよくベンチをはさんで後ろから抱きしめる。

「うわぁ!びびった・・・」


公園に入ってアイツを見つけた俺はゆっくりと近づいていた。
どうせ飯も食わずにまっているだろうと思い近くのマックで二人分買った。

驚かしてやろうと音を立てずに後ろに回れば
「安心させてよ」
眉間に皺を寄せてつぶやいた。

だから仕方なく、抱擁してやったというのにコイツは耳元で驚いただけだった。