「おはよっ!きーつーづ!」



信頼ある親愛なる友人鈴木季都々嬢に抱きつけば、鈴木の隣に居た女の子が「初めまして!」と声を震わす。


「私っ、あ、明日木明日早!明日は早いって書いてあずさでっす!よろしくね!」


なんて元気な子だろう。


それでも今は視界の全てが嬉しくて、私は初めまして!と彼女に負けず劣らず笑って言った。