優しい、ほんと。てかここまで優しいと色々期待してしまうっつーか、


「このまま寝ていいん?」

「いーよ。」

「けっこーオイシイ展開なんすけど」

「朝ごはん抜かれたいの?」

「うそうそ」



…実際、朝飯抜きくらいで許されるならやりてーし


とか思ったりしないでもないけど、そんな本音は伏せてみさきさんの隣に大人しくおさまる。

小さな背中に額をくっつける、みさきさんの体温が伝わって気持ちいい。


そして睡魔が走ってやって来た。湖の底に沈むように、深く深く意識が遠ざかり始める



「ありがと、寝れそう」

「…おやすみ」












don b afraid
明日もきっと怖くない