メグミは飲み途中のジントニックのグラスをクルクル回しながら言った。



「私が好きになる人はジントニックのような爽やかでキリとして少し甘い人がいいわ。けして貴方が飲んでいるカシスオレンジのような甘ったるいだけの人じゃないのよ。」

「酔ってるね。」と俺は言う。




「まーね、それで貴方の意見を聞きたいわ。」




メグミは何か悩んでいるのだろう。そうでなければこんなにも俺に絡んでこない。

メグミと言う女性は服は少し派手だが派手すぎず薄化粧で目がパッチリしていて綺麗と言うよりは可愛い部類に入るだろう。胸は人よりある感じで足はフットサルの影響かわからないが少し太いが体全体として引き締まってる感じである。メグミの綺麗な髪はいつもチョンマゲのように高いポニーテールで個性的であった。それが俺は男に媚びないで自分が好きな髪型をするメグミに好意的な理由であった。