裏切りそして塀の中。

お金をおろして、店に戻ってお金を払って帰った。
それからは一度も行ってない。

次の日学校に行ってどんな言い訳をするか気になっていた。

『おはよ〜!昨日ごめんね。留守番せやんごとなって行けんやったぁ。』

《本屋にいる事はわかってたはずなんだから本屋に電話してくれればよかったのに…》そう思うのは私だけなんかなぁ。

結局はそのぐらいしか考えてもらってなかった。

《人ってそんな簡単に約束破ったり裏切ったりできるもんなん?》
これは今でも答えの出ない疑問。一生かかっても出ないのかも。

そして小学校最後の六年。

またいじめられだした。
思ってもいなかったいじめだった。

六年になって私はゆき、かずみ、ゆうと一緒にいる事が少なくなっていた。

ある日私がなんとなくゆきに話しかけると、シカトされた。

《なんで?私なんかしたやか。》

私はなぜシカトされてるのかわからなかった。
まぁわかってたらシカトされないようにするんだけど…。