―――イヤ、よくねーだろ。 何となく大西さんよりは安全な気がするけど、そういう問題じゃない。 「眠くなったところで教室に戻るんですか?」 「うん、そう」 水嶋の問いに、堀北さんはあっさりうなずいた。 「そしたら眠気が覚めちゃうんじゃないですか?」