遠慮がちな声に顔を上げたら、 「水嶋…」 浴衣姿の水嶋がそこにいた。 マジで反則。 完全に想定外だ。 可愛すぎる。 「待たせてごめんね。なんか、歩きにくくて」 「や、あんま待ってねーし…転んだりしてなくて良かったな」