「隆志ー!」 「悠ちゃーん!」 バスケ部員ってこんなに人気あるんだ…。 「ユズ、スコアつけるの手伝って」 繭子に手招きされて近づくと、細い罫線がいっぱい引かれたノートみたいなものが机の上に広げてあった。