さすがに疲れたみたいで、言葉をとめて眞鍋くんは床に座った。 「三年間で40㎝近く伸びてさ。このへんとかスゲー痛かった」 無造作に投げだされた脚は、びっくりするほど長い。 膝のあたりを片手で軽くトンと叩いて、眞鍋くんは目を細めた。