【完】バスカン!!



足が床について、いつもの景色が戻ってきた。


でも、眞鍋くんは非常灯の明かりを背にしてて、表情がよく見えない。


「…大丈夫?」


絶対、何か悩み事を抱えてるはずなのに。

ありきたりの言葉しか出てこなくてもどかしい。