「ここまで本気でやるつもりじゃなかったから、持ってこなかったんだけど」


言い訳しながら、眞鍋くんはTシャツの裾をまくりあげて汗を拭った。

綺麗に割れた腹筋が見えて、あたしは慌てて目をそらした。