よく分かんないけど、いきなり近づいたからびっくりしたのかな。


白っぽいライトと、非常口を示す緑色の光の下。

眞鍋くんが、一瞬すごく苦しそうな顔したように見えた。


「大丈夫?」


思わず駆け寄る。