堀北さんは興味をなくしたみたいに、両手をパンツのポケットに入れた。 「…オレ、もー寝るわ。じゃーな」 「お疲れさまっした!」 お辞儀したら、 「…ヘンな奴」 堀北さんは困ったように笑ってから、オレに背中を向けた。