…やっぱり。

近いうちになんか言われるだろうとは思ってたけど。


「好きですよ」


答えは用意してあったから、するっと出てくる。


「ふーん…」


シューティングの手をとめて振り向いたら、堀北さんは一瞬目を伏せた。