「お前、ダンスさびてねぇな」


「なぁ、宏。もし、オレがダンスやるって言ったら蓮の奴なんて言うかな。笑うかな…?」



宏の表情はとても穏やかだった。
「大丈夫だろ!」
親指をたてながら、オレに言う。



「………オレ、やってみる」



「おう、頑張れよ」
そう言って、どこかへ行ってしまった。