「佐々木。悪いが塩を用意してくれないか」
「あーはいはい。通夜の帰りでしたっけ。ヒマラヤ岩塩でいいですか?」
「…塩なら何でもいい」
こいつと話していると、どうも調子が狂うな。
立花は思わず苦笑した。
部屋の持ち主である佐々木にオートロックを解除してもらい、3人はエントランスを通り抜けた。
住人専用のエレベーターに乗ると、立花が15階のボタンを押す。
エレベーターはほとんど無音で、最上階の15階まで3人を運んだ。
「はい、塩どうぞ」
《1506》の部屋の前で待っていた佐々木から塩を受け取ると、肩に軽く塩を振りかける。
「あーはいはい。通夜の帰りでしたっけ。ヒマラヤ岩塩でいいですか?」
「…塩なら何でもいい」
こいつと話していると、どうも調子が狂うな。
立花は思わず苦笑した。
部屋の持ち主である佐々木にオートロックを解除してもらい、3人はエントランスを通り抜けた。
住人専用のエレベーターに乗ると、立花が15階のボタンを押す。
エレベーターはほとんど無音で、最上階の15階まで3人を運んだ。
「はい、塩どうぞ」
《1506》の部屋の前で待っていた佐々木から塩を受け取ると、肩に軽く塩を振りかける。
