First Love.初恋の魔法






「どっか痛い?」


あたしは首を横に振る。



「斎藤となんかあった?」


また首を横に振る。




「‥トモ?」

伊藤くんは少し言うのを躊躇った




「‥‥‥‥‥‥‥」

首を横に振るつもりだったのに



なにも、答えれなかった。




ぎゅっ


「‥‥‥‥‥え?」


あたしの顔は伊藤くんの胸の中。



「え?///伊藤k‥「ごめんな」



あたしの声を遮って
いつもより低い声で言った。



「守ってやれなくてごめんな」





悔しそうに悔しそうに
伊藤くんは抱きしめる力を
少し強めた。