「けーちゃん、ごめん。」 「え?」 「けーちゃん好きになれなくて」 「そんなの、これから―‥」 「たとえ何年経っても龍亮じゃなきゃ、嫌なの。」 傷つけるって分かってる。 最低だって分かってる。 「けーちゃん、殴っていいよ?」 「っっっ‥!!!」 けーちゃんの手があがる。 あたしは静かに目を閉じる。