PIECE of SEVENS

「…」
「…」
「…」


「……わかりました。許可しましょう」


「ありがとうございます!やったな」


「おう!…それで、どのくらいかかるんですか?」


「歩きだと、ここから8時間はまずかかるでしょう」
…は?


「「は、8時間!?!?」」
予想外だ
こうなるなら移動手段考えとくべきだった


しかしお姉さんは「歩くならね」と得意げに続けてた


「「……?」」
二人は顔を見合わせた


そしてお姉さんは「ついて来なさい」と言ってバスの反対側に回った


俺達も後について行った


バスの荷台から何かを取り出している


「はい。これ何だかわかります?」
そう言って白い板のようなものが渡された


「これって……」
確か……


「エアボードじゃん!!!」凌は興奮気味に叫んだ


「そう、エアボードです。それが開発されてから、緊急時にすぐ応援を呼べる様に常備が義務付けられたんです」


『エアボード』とは、その名の通り空を滑る機械


大きさはスノーボードより一回り大きく、最高速度はこのバスの2倍、いや3倍は出るだろう


大きさのわりに軽くて持ち運びに便利なレジャー品だ


最近、国の開発省の中のある発明家が開発したらしくあまり出回っていない


かなりと高価で庶民が簡単に手が出せるものではない。


俺達はプロトの中で乗った事はあるが、本物を見るのは初めてだ