そんな私に気づいたのか



「夏川さん、手止まってる…」

夜神くんが少し呆れたように言う。



あわわっ

あなたに見とれててました!!


「ごめんなさい!」



夜神くんに注意されて初めて、仕事に集中し始めた。





とくになんの会話をすることもなく


その時間はあっという間に過ぎ去った。