未送信メール

「よぉ。久しぶりだな」


何で今更話しかけて来るの…?


別れてから卒業するまで私と話すどころか目すら合わせなかったのに…


そうされても仕方ないから我慢してたのに…


どうして…


「とりあえずクラスメートとしてよろしく」


漣のその言葉に私は何も言えなかった


ただ黙って頷くことしか出来なかった


それから私達は少しずつ少しずつ距離を縮めていった


いくら話していてもそれは建前


本当の友達じゃない


そう気づかされたのは漣から言われたから


忘れ物をして取りに帰った日たまたま教室に漣がいた