明日オフなのか…


どうせなら仕事入れてくれて構わなかったのに


何も考えず仕事に没頭した方がマシだ


「じゃあな」


隆志が車で去った後俺はマンションの中に入った


敏也の部屋に何度も行ってるからもう部屋への行き方は分かってる


俺は慣れた手つきで自分の新しい家に入った


最低限の家具しか置かれてない殺風景な家


一人で住むのには広すぎるぐらいだった


寝室らしき部屋に入るとベッドの上に綺麗に包装された箱が置いてあった



なんだこれ…


包装紙を剥がし中の箱に入っていたのは…


「写真立て…?」