好きだった


いや今でも好きだ


小さい頃から本当にずっと好きで


晴香しか見えなくて


二度と後戻りが出来ないのを覚悟で告白した


OKを貰った時も柄にもなく叫んでしまいたくなるぐらい嬉しくて仕方なかった


それからずっと晴香が隣にいてくれた


だから俺はこの仕事をする覚悟も出来たし頑張れた


何がなんでも守るつもりだった

守りたかった


守り抜きたかった


でも俺がしたことは晴香を不安にさせて泣かせただけだった



どこで歯車が狂ったんだろう?


そんなの考えなくても分かる


俺がこの仕事を始めると決めた時からだ