あれは、5月3日の事。


私が殺してしまったのは親友の繭だ。


繭は私が中学の時の唯一の友達。

そして親友だった。


私の親父が組長だって事がばれた時、周りの皆は私を避けた。


でも、繭は違った。


親父が組長って知った時、繭のから近づいてきてくれて


「すごいお父さんだね」って言ってくれた。


そこから仲良くなっていった


買い物にも行ったし
ガールズトーク?もした
お泊りもしたし

色んな事を一緒にした。


そしてついにあの日が来た。


中3の冬。

私と繭は学校帰りだった。


私はその時にはもう紅花の総長だった。


だから狙われる事が増えた。


その時後ろに誰かが居る気配がしていた


「繭?」


「ん?何?」


「ちょっとじっとしてて?」


「え?うん」


「動かないでね?」


「分かった」


そして私は後ろを向いた


そしたらそこには全国№2の族「白狐」がいた


ん~人数は200人くらい


私には簡単な数なはず