「…え?」 そういえば、なんか違和感あったけど…。 「あーやっぱり柩の声にやられたか…」 零さんが、はぁと溜め息をついた。 「どういう事ですか…?」 零さんは私を、目を細めて見ながら、 「あいつの声、凄い洗脳されちまう声なんだよな…」 「…どういう意味ですか?」 意味が分からない。 「あいつに金を振り込めって言われたら、振り込んじまう。 好きだって言われたら、好きになっちまう。 死ねって言われたら、死んじまうんだ。 …全部、無意識のうちに。」