「この店、なんなの?」 振り返った心愛の顔が、 無防備で可愛いと思った…… この、俺が…ねぇ…。 「俺らの家」 「…い、家っ!?」 俺らのって、まさか!?と心愛が顔を赤くする。 「住む家と言うより、一時的に休むための家だ」