「じゃあじゃあ、彼女とか… 居るんですか?」 心愛が俺に聞く。 …俺が殺し屋って忘れてるのかコイツは…? 「んなもの居ないよ」 キッパリ言った俺に、心愛が、良かったーと言う。 なんで良かったんだよ、と俺が心愛の髪をクシャクシャにしたら、心愛が顔を赤くして怒る。 「やめて下さいっ…」