怖い。 暗くなってきた森は不気味で、私は早く歩こうとした。 「……ぁっ」 頭が割れたのではないかと疑う痛さ。 思わず手で触ると、ぬるっとした感触。 「…血……」 頭から血が出ている。 よく見ると、腕にも足にも細い線のような傷があった。 そこから血が流れていた。 じょり じょり じょり 「…!!」 確実に私に迫る足音。 だめだ…身体中が痛くて、這うようにしかあるけない。