「マジックペンだけど?」 零さんの顔がニッと笑顔になった。 「…れ、零さんの最低ーっ!!」 叫んで、零さんを罵って、 私は洗面所にかけていった。 水性でも、落とすのが数分かかった。 「…まったく、朝っぱらから何するんですかっ」 「何をだ?せっかく見事な顔にしてやったのにな」 零さんがククク…と笑う。 「もう、最低っ…」 はっきり言って、零さんにはお手上げだ…。