私と殺し屋の3ヶ月


…チュン……チュン

小鳥のさえずり。

「……っん…?」

パチッと目を覚ますと、横に
零さんが座っていた。

「おはよ、心愛」

零さんが二ヤッとした。

「…おはよう……?」

なんか、違和感。

寝顔を見られたに違いない。


コーヒーを飲む零さんの手とは逆の手に、ぎゅっとあるものが握りしめられていた。