私と殺し屋の3ヶ月


「だめだ。眠い。」

零さんがトロンとした目で私を見た。

…小さいクマができている。

「じゃあ、寝ましょ?」

駅の青いベンチに座った。

零さんも、隣のベンチに
横になった。

「おやすみ、零さん…」


少し零さんは黙って、

「あぁ、おやすみ…」

とだけ言った。

私は、気付いたら眠りの世界に堕ちていた。


ちっとも、零さんに殺される
不安など抱かずに…