私と殺し屋の3ヶ月


女子高生の睨んだ目がこっちを見ている気がしたけど、電車は進み出し、今はもう居ない。


暗い、駅。

駅員は駅員室かどこかだろう。
…零さんと、2人きり。


「…綺麗な空ですね」

「………あぁ」

他愛ない会話。
この人とは今日会ったばかり
なのに、もう心を許した自分。
いつ殺されるかなんて、
考えないようにした。