私と殺し屋の3ヶ月


車が停止するや否や、俺はドアを開けて岬の車に走って行った。

…走ると大男にやられた腹が痛むが、そんな事どうでもいい。
早く心愛に会いたかった。


…いや…?
会って、いいのだろうか。

今更だが、心愛は俺から離れて行ったのに、俺はまた近付こうとしている。



…迷惑か?



立ち止まった俺に気付き、岬が車から出てくる。


…そして、心愛も出てきた。