私と殺し屋の3ヶ月


「おい、早く警備にまわれ」

車の向こうに居る2人は幸運にも気付かれていないらしく、俺1人がバレたようだ。


「あぁ…分かった」

警官が俺を見て、ついてこいと言った。
…面倒なことになりそうだ。

そう思った時、警官が倒れた。ドサッと、鈍い音がした。


「アンタ、本当に殺し屋?」

ブラッドがニヤリと笑って俺に言った。
…警官を蹴り飛ばしたらしい。このままここに居たら危険だと思うのだが…。


その時、車のエンジン音が聞こえた。
どうやら準備ができたらしい。