ジリリリリリリッ---!!
もの凄い火災ベルの音。
だがここ周辺からは離れた場所らしく、多分警官達が警備してる入り口辺りだろう。
警官が大勢、火災現場に走っていく。
それをイベントでも見ている様にはやし立てる受刑者達。
…火事か?
「火事みたいだね、うん」
他人事のようにブラッドが言ったが…火がこっちに来ないといいのだが。
檻から顔を出すと、警察の行った方向の扉のガラスから、炎がチラリと見えていた。
煙がモクモクと一番近い受刑者の檻に入っている。
…ヤバいのではないか?
それを見た他の受刑者達が、一斉に「助けてくれ」「檻を開けてくれ」と叫びだす。
