…… ………… 「よし、遊ぼーよ零!」 「…何故そうなる?」 昨日の歓迎会というか闘いのせいで、身体中がギシギシと痛む。 特に膝で着地された腹は、驚く程見事にアザができていた。 そして今居るのは、外。 勿論脱獄したわけではない。 有刺鉄線と警官に囲まれた屋外運動場である。 今は「運動時間」と呼ばれている時間。 他の受刑者達はバスケやお喋りを楽しんでいる中、俺は木陰のベンチで座っていた。 …あの若い男は、昨日も今日も誰かが面会に来てくれている。