私と殺し屋の3ヶ月


大男が鉄パイプを俺に振りかざす。
それを間一髪避けて、大男の手首を蹴った。

大男は一瞬ひるむものの、鉄パイプはしっかりと握ったままだった。


シュッと飛んで、さらに顔を二回蹴る。
それが効いてか、大男が鉄パイプを落とした。

足で鉄パイプを拾い上げ、大男と距離をとる。


「…ゆるさねぇ、お前、絶対」


「残念だったな。俺もだ」


顔をおさえている大男の横っ面を、鉄パイプでゴォォンと音を奏でた。



…ドサッ。

大男の倒れる音が、静まり返ったホールに響いた。