どことなくピリピリとした空気が流れていて、罵声や殴り合う音が聞こえた。 警官は銃を持っているだけで、何もしない。 …まるでお飾りだな。 「バーイ!」 ブラッドが俺に手を振って檻から出た。 きっと誰かとおしゃべりでもするのだろう。 「……」 俺は手持ち無沙汰になり、さっきブラッドが出て行った扉から外に出た。 俺が一番近い手すりにもたれかかると… 騒々しかったフロアが一変して、静かになった。 …何なんだ?