おぉ怖い怖いと、俺の部屋に居る男がわざとらしく大袈裟に震えた。 …なんで刑務所にこんなお調子者がいる? ましてや、俺の部屋に。 「僕か?僕はこの部屋の先住民だけど… お前、例の新入りだろ?」 「……先住民だと?」 独房どころか、こんな奴と同じ部屋だとはな…。 「あぁ…ま、そんなとこ。 それよりお前、この刑務所で超有名なんだぜ!? いや~まさか相部屋とはなぁ…殺さないでくれよ、新入り」 ぺちゃくちゃと煩い蚊のような奴だ。 新入りと上から目線で肩を叩くのも気にくわない…。