「おい、聞こえるかぁー?」 警察の野郎が、机をバンバン叩いている。 さっきから同じ質問ばかり繰り返していて、流石にウザイ。 「さぁな…覚えていない」 「…何人殺したのかも覚えてないのかぁ?あぁ?」 「あぁ…そうだが?」 警察の顔が既にイライラしているが、俺も覚えていないのだから答えようがない。 ま…答えれたところで死刑は免れないだろうがな。