「大丈夫。お前の側に居る」

すぐ隣から、零さんの声。

いつの間にか、零さんが私の隣に来てくれてたみたいだ。

「零さん、ここにいたら撃たれちゃうよ…!」

零さんはフッと笑って、

「俺に撃たれそうになってた癖にな。」

と言った。

…やっぱり、なんかムッとさせるような事ばっかいうなぁ。


でも、私が言い返す前に
零さんが拳銃を構えて、殺人犯に向けて発砲した。