「っ…!?」 ビルとビルの間の暗い隙間に引き込まれて、口を塞がれた。 …手が小さくて、震えている。女の子…? 「…誰ですか?」 チラリと後ろを見ようとしたけど、相手の口を塞ぐ手の力が増して見れなかった。 「しー…」 私を引き込んだ人が、焦った声で言った。 …この声、もしかして…?