「おつかれさん、よくやった」 私の頭にぽんと手を置いて、 どこからか現れた柩さんが言った。 「触らないで…! 柩さんのせいで零さんは…!!」 耳のマイクを外して柩さんに投げつける。 やっと、あの声から解放されたんだ…。 だけど、零さんが居ないと意味ないよ…。 「アイツは友達だった。 だけど砂羅は特別だ…」 柩さんが俯いて言った。 「最低だよっ…! 零さんを犠牲にして…!! 砂羅さんだって喜ばないよ…」