俺は思い荷物を抱え外に出た。 …眩しいな。 夏も本番になってきたらしく、直射日光がまともに当たる。 太陽も元気みたいだ。 まるで光から逃げるように、俺は影を歩いた。 …そういや此処、どこだ? 考えなかったが、心愛を探すのも難しく思えてくるな。 こんなことになるなら、心愛にケータイぐらい持たせれば良かったと今更だが思った。 道の傾斜はだんだん険しくなっていき、まだ走れない俺の息は簡単に上がっていた。 …体がなまっている。