「死なないでね…零」 ムッとしていたアミが突然話しかけてきて、少し驚いた。 「あぁ…アミもだぞ?」 当たり前でしょ、とアミが笑った。 アミが鍵を開けてくれ、俺を見送る。 「…まるでもう会えないとでもいう顔をしているな、アミ」 「だって…悪い予感がするわ」 …悪い予感か。 確かに、しなくはないな。 殺せば大金の男が傷を負って目の前にいる。 …手を出さない人間は少なくないだろう。