強情な爺さんの顔のシワが深くなる。 よく見ると扉には鍵がかかっており、南京錠で鍵がないと出られなさそうだ。 …もともと行かす気なんてなかったのか。 闇医者が手術室の隣の部屋に消えた。 そっちは鍵がかかってなく、無理やり鍵を探せるかもしれない。 「…ククク……」 …俺も変わったな。 闇医者の俺を心配する態度。 何故か、殺せない…。 前の俺なら迷わず殺れたのになと、自嘲気味に笑った。