「もう行くのかね…?」 老いた闇医者の顔は、シワだらけだが優しそうにも見える。 「あぁ…」 「行くのか…。 だが私も免許はないが、医者に変わりはない。 今行くと…治りが遅くなる。 まぁ焦らずに待て」 「…爺さん、俺は行かないとだめだ。 心愛の為にも…俺の為にもな」 「だてに歳はとっとらん。 言うこときかんか」 「……」