「……む?」 目が覚めると、見慣れないコンクリート丸出しの古臭い天井が見えた。 俺はきっと地獄にいくはずだから、地獄とはこんなに質素な所なのかと考えていたら、 「目、覚めたみたいね?」 と、聞き覚えのある声がした。 「アミ…何故ここに?」 咄嗟に起き上がろうとすると、もの凄い痛みが肩と足にきた。 「…っぐ……」 「零、もう少しで死ぬ所だったのよ?」