笑った俺の顔を、じーっと心愛が見ている。 ここでグズグズしていてもしょうがないので、柩の部屋へと入っていった。 相変わらず…煙草臭い。 仄かに香水の匂いが混ざっているのは、アミがいるからだろう。 蒸し暑い。いい加減エアコンぐらい買えばいいのに、と毎年夏にコイツの部屋に来ると思う。 「よう、久しぶりだな…全く、大変だったんだぜ?」 「みたいだな。何があった?」 柩もアミも、疲れきった顔をしている。 アミが、いつもより元気のない声で語り出した。