…ガララッ…… お風呂場のドアが開く音。 私が殺されるまであと何分…? 「逃げなかったのは…偉いな」 ダボダボした、灰色のズボンだけ履いている零さんが、頷く様に言った。 「…逃げても帰る所が無いじゃないですか……」 ククク、と零さんが笑って、 「そうだったな…」 と言った。